microKORG2 サウンド・パック 取扱説明書
この説明書では、microKORG2 にサウンド・パックをインストールする方法を解説します。
購入したmicroKORG2サウンド・パックのダウンロード方法
ご購入いただいた microKORG2 サウンド・パックは、製品登録後、「登録済み製品・ダウンロード」セクションからダウンロードできるようになります。
- KORG ID にログインします。
- サウンド・ライブラリーの登録にアクセスし、製品登録を行います。購入後にメールアドレスに送信されるプロダクトコードを使用してください。メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダをご確認いただき、それでも見つからない場合は、サポートページよりお問い合わせください。
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サウンド・パックの登録が完了したら、登録済み製品・ダウンロードセクションに移動します。
登録したサウンド・パックの項目にある「ダウンロード」リンクまでスクロールして、製品をダウンロードしてください。
microKORG2へのインストール手順
Sound Librarianを使用してインストールする
1. Sound Librarianをダウンロード、インストールする
microKORG2 Sound Librarian は、MacまたはWindowsコンピューターにUSB接続された microKORG2 のデータを表示、整理、共有したり、また microKORG2 とコンピューター間でサウンド・データを転送することができます。
Sound Librarian の最新バージョンは、コルグ・ウェブサイト (https://www.korg.com/support/download/product/0/944/) からダウンロードして、インストールしてください。
2. microKORG2本体のサウンド・データをバックアップする
- microKORG2 とお使いのコンピューターをUSBケーブルで接続します。 Sound Librarian を起動して、接続を確認します。
- 画面右上にある、「RECEIVE All」ボタンをクリックすると、Sound Librarian のプログラム・リストが microKORG2 と同じ内容に更新されます。
- ファイルメニューから 名前をつけて保存を選択します。ファイル保存ダイアログが表示されます。保存したい場所、名前を指定して、ファイルをコンピューターに保存します。
3. サウンド・パックのデータを追加し、本体に転送する
- ダウンロードしたサウンド・パックのファイルを解凍します。
- 設定メニューから「プリセット・ウインドウを表示」を選択します。
- ファイルメニューから、「プリセット・ファイルをインポート」を選択すると、インポートダイアログが表示されます。解凍したプリセット・ファイル(.mk2preset)を選択すると、プリセット・ウインドウにデータが追加されます。
- プリセット・ウィンドウのプログラムを選択すると、一時的に microKORG2 本体に反映され、音色を試すことができます。
- プリセット・ウィンドウのプログラムを選択し、プログラム・リストにドラッグ & ドロップすると、ドロップした先のプログラムが置き換わります。
- 本体に送信して保存するには、プログラム・リストのプログラムを選択して画面上部の「WRITE PROGRAM」または「WRITE ALL」をクリックします。
Note: プリセット・ウィンドウからプログラム・リストへドラッグする際、複数選択で一度に複数のプログラムを置き換えできます。また、「WRITE PROGRAM」も同様に、プログラム・リストでの複数選択で一度に複数のプログラムを本体へ送信できます。
Note: お使いの microKORG2 に、ご自分で作成したプログラムがある場合は、本データを microKORG2 に送信する前に、microKORG2 内の音色データのバックアップを必ずとってください。本データを Sound Librarian にロードし、そのまま microKORG2 に送信してしまうと、microKORG2 のデータは上書きされます。
microKORG2 Sound Librarianの詳しい使い方については、インストーラーに同封されている取扱説明書を参照ください。
Sound Librarianを使用せずインストールする
1. microKORG2本体のサウンド・データをバックアップする
- microKORG2とお使いのコンピューターをUSBケーブルで接続します。
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FUNCTION 1ボタンを押しながら電源ボタンを押して、USBマス・ストレージ・モードで起動します。
コンピューターにUSBドライブ「microkorg2」が表示され、この中にProgramsフォルダとGlobalフォルダがあります。 - 各フォルダの中のプログラム・データ(.mk2prog)とグローバル・データ(.mk2glob)を、コンピューターにコピーして、バックアップをとります。
2. サウンド・パックのデータを本体に追加する
上記の方法でmicroKORG2本体のデータをコンピューターに保存しておきます。以下の方法でサウンド・パックの音色を本体へ追加します。
- 「microkorg2」ドライブの、Programsフォルダの中の.mk2progファイルをすべて削除します。
- ダウンロードしたサウンド・パックのファイルを解凍します。
- 解凍したフォルダのProgramsフォルダの中の.mk2progを、「microkorg2」ドライブのProgramsフォルダにコピーします。
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コピー終了後に、FUNCTION 5ボタンを押し、USBマス・ストレージ・モードを終了します。
本機が再起動します。
Note: 接続したコンピューターがMacの場合は、先にMacでUSBドライブ「microkorg2」を取り出してから本機の操作を行ってください。
Note: Programsフォルダの中に、「C_A1」などの先頭4文字が同じ.mk2progファイルが重複して存在していると、起動時に音色が正しく読み込まれないことがあります。
そのため、手順1ですべての.mk2progファイルを削除する代わりに、先頭4文字が重複する.mk2progファイルのみを削除することでも、正しく音色を読み込むことができます。
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